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ドルトムントCEO、野心家トゥヘル監督を絶賛「2009年から頭にあった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムントCEO、野心家トゥヘル監督を絶賛「2009年から頭にあった」
ドルトムントのトゥヘル監督【写真:Getty Images】

 日本代表のMF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)は、独紙『キッカー』のインタビューのなかで2015/16シーズンからチームを率いるトーマス・トゥヘル新監督を絶賛している。

 2014/15シーズンのブンデスリーガを7位で終えたドルトムントは、2008年から7年間に渡ってチームを率いたユルゲン・クロップ監督の後任としてマインツからトゥヘル監督を招聘。同監督就任後のドルトムントは、プレシーズンを通して好調を維持しており、ヨーロッパリーグ予選やリーグ開幕戦に向けて順調な仕上がりを見せている。

 ヴァッツCEOは過去に行われた国内Aユース決勝ドルトムント対マインツを回想し「我々には明らかにいい選手が揃っていた。しかし、マインツにはさらに優秀な監督が座っており、彼はチームを勝利へと導いた。マインツがうらやましいと思ったよ」と振り返り、「トゥヘルの練習場での精力的な取り組みに尊敬の念を抱いている。そもそも我々は彼のことを2009年からずっと頭に入れていた」と語った。

 また、トゥヘル監督の人間性については「以前から彼は気難しいタイプだと見られているが、それは間違った認識だと思っていたし、話し合いでそれとは別の印象を得た。例えば5連敗を喫しても緊張感を持たないような監督よりも気難しい方が良いと思うがね。トゥヘルはとても野心的な監督であり、マインツの監督時代で重ねた勝ち点総数はまるでブンデス制覇に相当するパフォーマンスだ」と賞賛した。

 トゥヘル新体制のドルトムントは、15日のリーグ開幕節でボルシアMGをホームに迎え撃つ。

【了】

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