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佐々木監督、2連敗は「彼女たちの甘さ」。悲観せず東アジア杯を成長の場に

text by 編集部 photo by Getty Images

佐々木監督、2連敗は「彼女たちの甘さ」。悲観せず東アジア杯を成長の場に
佐々木則夫監督【写真:Getty Images】

【韓国 2-1 日本 EAFF東アジアカップ】

 中国・武漢で開催中の東アジアカップに参加しているなでしこジャパンは4日、初戦で地元中国に勝利した韓国代表と対戦し2-1で逆転負けを喫した。

 北朝鮮戦に続く2連敗。またもリードを守り切れず東アジアカップのタイトルを逃すこととなった。試合後、佐々木則夫監督は初戦の反省を踏まえて戦った選手たちを称えたうえで、「ここのところ終盤で我々に点が入らなくて、相手にゴールマウスに入れられてしまいますね。そのへんがまだまだ彼女たちの甘さ」と厳しい言葉をかける。

「本当にいい勉強になっています」と、経験の浅い選手が多いチームにとって実りある大会だと佐々木監督は語り、具体的な改善点として「シュートの意識は足りないですし、冷静な部分の中で仕留めるというところ、最後のパスが、どうしても仕掛けの部分でミスが多い」と細かい部分の精度と意識を挙げた。

 前回大会も優勝を逃し、今大会こそはと望んだ矢先の2連敗。W杯準優勝で生まれた期待を裏切る形になってしまったが、指揮官は悲観していない。「本当によく頑張ってくれているんですけども、一戦一戦成長してくれているので、なんとか皆さんもこれを前向きに捉えていただいて、第3戦、もう1回意識を締め直して頑張っていきたいと思います」と、3日後に控える中国との最終戦に向けて意気込みを語った。

【了】

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