高崎寛之【写真:Getty Images】
J1のモンテディオ山形は4日、鹿島アントラーズからFW高崎寛之を期限付き移籍で獲得したことを発表した。期限は2016年1月31日までとなっている。
2007年にタイで行われた夏季ユニバーシアードの日本代表に選ばれると、その翌年には浦和レッズに加入。しかし初年度はリーグ戦2試合の出場にとどまり、2009年に期限付き移籍をした水戸ホーリーホックで大ブレイク。49試合に出場して19得点を挙げ、水戸の8位入りに貢献した。
その後、浦和に復帰するも2012年にヴァンフォーレ甲府へ完全移籍。徳島ヴォルティスを経て今年から鹿島に加入した。
今シーズンは鹿島で公式戦19試合2得点。J1の1stステージでは得点がなかったものの、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)では広州恒大との2試合で2得点を挙げていた。
高崎は山形のオフィシャルサイトを通じて「チームは現在、苦しい状況にあると思いますが、チームが一丸となって上位にいけるように頑張りたいと思います。チームの一員として力を発揮し、全力で勝利に貢献したいと思いますので応援をお願いいたします」と抱負を述べている。
山形は今月22日の2ndステージ第8節にアウェイで鹿島と対戦するが、この試合に高崎は出場することができない。
山形は現在、年間順位で最下位。J1残留圏内のアルビレックス新潟とは勝ち点4差開いている。総得点数が甲府と並んで最下位のため、得点力を向上させるためにも高崎の活躍が期待されている。
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