クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
自身のプロデュースしたヘッドフォンをPRするために『CNNエスパニョール』のインタビューに答えたクリスティアーノ・ロナウドだったが、全く関係ないFIFAの汚職問題について意見を求める聞き手の失礼な態度に激怒した姿が話題を呼んでいる。
すると「正直に話してほしいのか? 僕は何も気にしていない。僕は自分の仕事をしているんだ。クラブにすべてを捧げている。休息すらも自分のためではない。外で起こっていることなんか気にしていない」と、その場にふさわしくない質問への不満を露わにする。
インタビュアーは一度「ロッカールームではどんなことを話しているのか?」という質問に切り替え、空気を変えようとしたが、一度怒ったC・ロナウドの気分を変えられない。
返答は「音楽や女性、服、靴、バッグ、ジュエリー、髪型…あなたはもっと答えを欲しているのか?」というそっけないものだった。
しかし、インタビュアーは何を思ったか、再びFIFAの話題に触れた。これにはさすがのC・ロナウドも激怒する。
「これについては話したくない。バカにしてるのか…。FIFAについて話したところで、僕はFIFAのことなんか考えていない。カタールW杯についても…全く気にしてなんかいない。あなたは僕に何を求めているんだ? 製品について話そうとするとFIFAの話をしてくる…」
Fワード連発で感情を表に出したC・ロナウドは、すぐに席を立ってインタビューを終わらせた。
製品のPRにも関わらず全く違うことを聞こうとした失礼なインタビュアーに対し、怒るのも無理はない。しかし、意外な形でC・ロナウドの本音が聞き出せてしまったのかもしれない。
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