ペドロ・ロドリゲスはフィオレンティーナ戦にフル出場【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されるバルセロナのFWペドロ・ロドリゲスだが、両クラブ間の交渉は暗礁に乗り上げてしまったようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が伝えた。
週末から具体的な交渉に入ったようだが、ユナイテッド側の提示金額に対してバルサは3000万ユーロ(約43億円)という移籍金の値下げに応じず、今後も額を変更する見込みはないという。
ユナイテッドが要求額を受け入れれば交渉はまとまるが、いまのところその動きもない。
一方、バルサのルイス・エンリケ監督は2日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のフィオレンティーナ戦でペドロを90分間起用し、改めて背番号7がチームの一員であることを内外にアピールした。
継続的な出場機会を望むペドロにとって、リオネル・メッシ、ルイス・スアレスそしてネイマールの壁は厚いが、来年1月まで補強できないバルサにとって貴重な戦力であることに変わりない。今後交渉がどのような動きを見せるか、またペドロの決断に注目が集まる。
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