レスターに所属するFW岡崎【写真:Getty Images】
レスター・シティに加入した日本代表のFW岡崎慎司(29)が、英メディアから「非常に良い補強」と高評価を受けていることが分かった。
英紙『デイリー・メール』は、今週末に開幕を迎えるイングランド・プレミアリーグのシーズンプレビューを行い、レスターの特集記事を掲載。ブンデスリーガで2シーズン連続の二桁ゴールを記録した元マインツの岡崎についても言及している。
同紙はレスターの夏の移籍市場について「マインツから700万ポンド(約13.5億円)で岡崎慎司を獲得したのは非常に良いビジネスだった。素晴らしいタッチを持った選手で、攻撃に違いをもたらしてくれる。日本での注目も高く、極東でのマーケティングのためには悪くない。左SBのクリスティアン・フクスをフリーで獲得したことも堅実である」と分析し、効率的かつ積極的な補強が進められていることを高く評価した。
また、レスターの戦力については「全てのポジションに良いオプションが揃っており、強さと組織力がある」と評した一方で、「ナイジェル・ピアソン前監督の突然の解任は悪影響を及ぼす可能性がある。ピアソン監督の存在感は絶大だった。クラウディオ・ラニエリ新監督はプレミアリーグで10年以上指揮を執っておらず、退団したMFエステバン・カンビアッソが抜けた穴は大きい」と不安材料を指摘している。
レスターは昨季、シーズン途中まで降格圏を行き来したものの、終盤の快進撃で最終的に14位まで順位を上げ、昇格1年目で見事な残留を決めた。新戦力の岡崎は1日に行われたバーミンガムとのプレシーズンマッチで待望の初ゴールを記録しており、8日にホームで行われるサンダーランドとの開幕戦でも得点が期待されている。
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