エバートンのユニフォームを来てプレーしたウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWウェイン・ルーニーが、古巣エバートンのユニフォームを着用して試合に臨んだ。2日付のイギリス紙『スカイスポーツ』が報じている。
2000年からエバートンのエースとして長年活躍した元スコットランド代表のダンカン・ファーガソン氏の記念試合として行われたビジャレアル戦に特別出演として参加したルーニー。スタメンとして出場し、後半30分まで出場している。ファーガソン氏は後半39分に出場してスタンドを沸かせた。試合は2-1でビジャレアルが勝利している。
ルーニーは1996年にエバートンの下部組織に加入。2002年8月のトッテナム戦で16歳の若さでトップチームデビューを果たした。同年10月のアーセナル戦でチームを勝利に導く初ゴールを決め、2004年8月にユナイテッドに移籍するまでに67試合に出場して15得点を挙げていた。
11年ぶりにエバートンのユニフォームを着たルーニーは「どうなるかわからなかったが、エバートンのユニフォームを着れたことは僕や子供たちにとって良かったと思う。懐かしい思い出がよみがえってきたよ」とコメントし、古巣エバートンのユニフォームを懐かしんだ。
「僕はこの試合を楽しむことができた。ここに戻ってこれて良かったし、ファンは僕を暖かく迎えてくれた。僕はとても嬉しかったよ」
久しぶりにエバートンのファンと交流を深めたルーニー。数日後に控えたプレミアリーグ開幕戦に向けて、今度はユナイテッドのユニフォームに袖を通し、敵として再びピッチに戻ってくる。
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