バイエルンのモロッコ代表DFメハディ・ベナティア【写真:Getty Images】
セリエAのユベントスは、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属するモロッコ代表DFメハディ・ベナティアの獲得に乗り出しているようだ。2日付けの伊メディア『トゥットメルカート・ウェブ』が報じている。
同局によると、ユベントスはベナティアに対して2600万ユーロ(35億4000万円)のオファーを提示。ベナティアはユベントス移籍に関心を示しているとされている。
イタリア代表DFアンドレア・バルザーリが右足を負傷して離脱し、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニもポーランド1部のレヒア・グダニスクとの試合中に負傷しており、相次いで選手が怪我を負ったことでDFの補強が必要になっていた。
また、イタリア代表DFアンドレア・オグボンナがウエストハムへ移籍しており、守備の層が薄くなっている。
ベナティアは2013年にウディネーゼからローマに加入し、2014年夏にバイエルンへ移籍した。セリエAでは通算113試合に出場しており、イタリアへの適応にも問題がない。ローマ時代にはセットプレーでも強さを発揮し、33試合で5得点をマークしていた。
昨季、怪我に悩まされたこともあり公式戦24試合の出場にとどまっていたが、1日に行われたDFLスーパーカップ決勝のヴォルフスブルク戦ではスタメン出場を果たしており、延長戦も加えた120分間プレーしていた。
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