ドルトムントのドイツ代表MFスベン・ベンダー【写真:Getty Images】
ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、ドイツ代表MFスベン・ベンダーを放出する可能性を否定した。2日付けのイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
S・ベンダーは2009年にドルトムントに加入。昨シーズンはブンデスリーガで20試合に出場したものの、シーズン後半は筋肉系の負傷もあり徐々に出場機会が減少していた。
シーズン最初の公式戦となったヨーロッパリーグ(EL)予選のボルフスベルク戦ではベンチ入りしたものの出番はなかった。
ドルトムントはドイツ2部の1860ミュンヘンからU-20ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグル、レバークーゼンからドイツ代表MFゴンサロ・カストロを獲得。ベンダーにとっては多くのライバルが待ち構えているところになる。
そのベンダーにはトッテナムが狙いを定めており、ドルトムントも過剰戦力となったベンダーを放出する可能性もあった。
しかし、トゥヘル監督は「我々は彼の働きに非常に満足しているし、我々は彼と一緒にシーズンを戦うことを考えているよ」とコメントし、ベンダーがチームに残留することを明言している。
ベンダーに関しては、トッテナムの他にもアーセナルやリパプール、ヴォルフスブルクなどが獲得に関心を示している。
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