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大型補強のリバプール、ベンテケに次いでネグレドも獲得か。移籍金41億円を用意

text by 編集部 photo by Getty Images

大型補強のリバプール、ベンテケに次いでネグレドも獲得か。移籍金41億円を用意
バレンシアに所属するFWネグレド【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのリバプールが、新たなストライカー獲得に動いている。

 リバプールは2014年夏に獲得したマリオ・バロテッリ、リッキー・ランバート(現WBA)、さらにローン先から復帰したファビオ・ボリーニらFW陣が低調なパフォーマンスに終わったため、今夏は攻撃陣の総入れ替えを進めている。現時点では移籍金3250万ポンド(約63億円)でアストン・ビラから獲得したクリスティアン・ベンテケを中心にチームの攻撃を組み立てることが濃厚だが、バーンリーからフリーで加入したダニー・イングスは未知数なため、ベンチの選手層に不安が残る状態だ。

 英紙『メトロ』によると、リバプールはバレンシアに所属するスペイン代表のFWアルバロ・ネグレド獲得のため、移籍金2120ポンド(約41億円)のオファーを用意していると伝えられている。ネグレドは2014年夏にマンチェスター・シティからシーズン終了後の買い取りオプション付き完全移籍でバレンシアに入団したものの、怪我で出遅れ、復帰後も30試合5ゴールにとどまり首脳陣の期待に応えられなかった。

 しかし、リバプールは過去にリーガエスパニョーラで6シーズン連続二桁得点を記録したネグレドの実力を高く評価しており、ベンテケとのコンビはチームを活性化させることができると考えているようだ。なお、同クラブは昨季のフランスリーグ得点王であるリヨンのFWアレクサンドル・ラカゼットにも興味を抱いているが、強豪クラブとの争奪戦は避けられないため、ネグレドに白羽の矢を立てたと見られている。

【了】

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