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香川真司 9年前

ブンデス開幕に照準を合わせる香川「本当に毎日楽しく準備できている」

ドルトムントは現地時間1日、スペインのベティスと親善試合を戦い、2-0と勝利を収めた。試合後、記者団の取材に応じた日本代表MF香川真司がこの試合を振り返っている。

text by 編集部 photo by Getty Images

「相手もルーズで、普通の練習試合の雰囲気」

ブンデス開幕に標準を合わせる香川「本当に毎日楽しく準備できている」
ベティス戦で73分間出場した香川真司【写真:Getty Images】

――今日の試合について

「難しい試合でした」

――この間よりも難しかった

「相手もルーズで、普通の練習試合の雰囲気でした。ちょっと最初の入りもぬるかったし、それが上手く改善できなかったです。その中でチャンスも、ゴールを決めるチャンスもミスが多かったですね」

――今日は両サイドのMFとの守りの関係はどういうものだったか。求められているのはみんな横一線という形なのか

「いや、そこまでではないです。(MFモリッツ・)ライトナーはボランチのタイプではないから、結構前に来ていました。何回か話ししていたんですけど、あいつは前の選手ですし、ちょっと前に人が多すぎましたね」

――狙いとしてはダブル・ボランチ

「まぁ、ダブル・ボランチだったんですけどね。カストロが下がってゲームを組み立てながら、ライトナーが前に絡んできてという形はありました」

――人が多いから消えてみたり、そういう工夫をしながら

「そうですね。ただ、監督が前に前にって試合中から言っていたので、それを意識してどんどん前に、相手もラインが高くなっていました。この前の試合じゃないけど、裏にスペースがあった分、そこを狙うのは第一、優先順位だと思います」

――そればかりになっていました。チームとしてそれは必要なことなのでしょうが、それ以外がない

「リズムが一定でしたね。怪我人が復帰したり、アピールということもあり、チームとしてどう戦うかというよりは、みんなが自分のことでいっぱいいっぱいでした。サブ組の難しいところなのかなと思います。ちょっと気合入り過ぎていたというか。それから徐々にダウンしてきました」

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