佐々木則夫監督【写真:Getty Images】
東アジアカップが中国・武漢で開幕し、なでしこジャパンは2日に北朝鮮と対戦して2-4で敗れた。
前半から北朝鮮に先制を許した日本は、2度追いついたものの終盤に失点を重ねて大事な初戦を落とした。試合後、佐々木則夫監督は「終盤つまらない点をしてやられたというのはもったいない」と、イメージ通りのプレーができていたにも関わらず4失点を喫した守備の拙さを悔やんだ。
「もったいない」という言葉を繰り返した佐々木監督。疲労の溜まった選手の交代も含めて後手を踏んだが、「あれは僕のせいです。選手たちは精一杯やってきて疲れてきた時間帯で早めに交代してあげる、リズムを変えさせてあげる、1枚多くディフェンスをする、それが大事だったと思います」と、選手たちを擁護した。
先に得点を許しても粘りを見せたことを評価したものの、課題を多く残す結果となってしまったW杯後最初の試合だが、下を向いてばかりではいられない。新世代のチームを作る上で重要な大会だけに、佐々木監督は「これを機会に個として、チームとして築き上げなければいけない」と気持ちを新たに韓国戦への決意を語った。
【了】