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鳥栖、アトレティコに互角の戦いもPK戦の末に惜敗。コケがCKから直接ゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

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鳥栖はアトレティコと親善試合を行った【写真:Getty Images】

【サガン鳥栖 1-1(PK 1-4) アトレティコ・マドリー 親善試合】

 J1のサガン鳥栖は1日、スペイン・リーガエスパニョーラのアトレティコ・マドリーと親善試合を行った。

 鳥栖は日本代表に招集されている藤田直之、さらに韓国代表のキム・ミヌとキム・ミンヒョクが東アジアカップ出場のため、豊田陽平が負傷のため欠場となり、成長著しい鎌田大地が先発、菊地直哉が主将を務めた。

 アトレティコはコパ・アメリカに出場したウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン、新加入のコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスとブラジル代表DFフィリペ・ルイスが帯同しなかったが、フェルナンド・トーレスやコケが先発に名を連ねた。

 先制したのはアトレティコ。18分、コケが蹴ったCKが直接決まって1-0とする。その後、鳥栖はアトレティコと互角の戦いを見せるが、アトレティコの組織的な守備を前にゴール前で決定的なチャンスを作れず、1-0のまま後半へ。

 鳥栖は83分に同点に追い付く。途中出場の田村亮介が右サイドでヘスス・ガメスをドリブルで抜き去ると、ゴール前へ素早いクロスを送り、ステファン・サヴィッチのオウンゴールを誘発した。

 鳥栖は一昨季スペイン王者のアトレティコの攻撃を最後まで凌ぎ切り、セットプレーからの1失点のみに抑えて90分を終えて試合はPK戦へと突入する。

 鳥栖は1人のキッカーを務めた鎌田が失敗。続く田村もGKアンヘル・モヤにセーブされてしまう。対するアトレティコは全員が成功させ、1-4で勝利を収めた。

 アトレティコはこの後中国へ移動し、4日に中国スーパーリーグの上海上港と対戦する。

【得点者】
8分 コケ(アトレティコ・マドリー)
83分 オウンゴール(鳥栖)

【了】

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