ペレス会長と談笑するDFセルヒオ・ラモス(右)【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモス(29)の去就は不確定なままのようだ。
S・ラモスは先日、マドリーからの待遇を不満に思い、クラブとの関係が悪化していると報じられたため、マンチェスター・ユナイテッドが6000万ユーロ(約80億4000万円)のオファーを提示するなど移籍を予感させていた。同選手はフロレンティーノ・ペレス会長と話し合い、最終的にマドリーが契約内容を見直したことで、2020年までの契約延長で合意に至ったとみられている。
しかし、スペインラジオ局「カデナ・セール」によると、ペレス会長はインターナショナル・チャンピオンズカップが開催されている中国でS・ラモスとミーティングを行い、「移籍の対象である」と伝えたようだ。ただし、同会長は移籍金1億8000万ユーロ(約245億円)を支払えるクラブにしか売却する意思がないと報じられている。
マドリーはS・ラモスの契約延長に関する公式発表はしていないが、果たして法外な移籍金を受け入れるクラブは現れるだろうか。
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