レアル・マドリーに所属するFWベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するフランス代表のFWカリム・ベンゼマが、今夏にアーセナルに加入する可能性が高まってきた。
英紙『メトロ』によると、マドリーはアーセナルが提示する移籍金4000万ポンド(約77億円)のオファーを受け入れる構えだと報じられている。ベンゼマ獲得を熱望するアーセン・ヴェンゲル監督は、3130万ポンド(約60億円)のオファーを拒否されたため、移籍金を増額して話し合いを進めていたようだ。
ベンゼマは2009年にマドリーに加入以来、チーム内では貴重な万能型センターフォワードとしてリーガ・エスパニョーラ優勝やデシマ(10回目の欧州制覇)に貢献してきた。しかし、同選手は先日、自身のインスタグラムで「過去を水に流す」という意味深なコメントを載せ、wengerland(ヴェンゲルランド)というアカウントをフォローし、移籍をほのめかす行動が話題となった。
ベンゼマはマドリーとの契約を2019年まで残しているため、同選手の代理人は「移籍は1000%ない」という主旨の発言をしている。記事によれば、マドリーはベンゼマの後釜にドルトムントのFWマルコ・ロイスを獲得する意思があるという。
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