デ・ヘアは残留? アメリカ遠征を通じてゴールを守る
ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、シーズン開幕から機能するチーム作りを最優先事項としてアメリカの4試合を戦ってきたようだ。最後の試合となったPSG戦の先発メンバーを見ても新たな発見はなく、大会を通じてスタメンに名を連ねた選手はわずか13人しかいない。
PSGへの移籍が噂されるアンヘル・ディ・マリアとパスポートの有効期限切れで合流が遅れているマルコス・ロホは結局チームに加わらずに終わった。遠征メンバーに選ばれたものの、4試合で10分弱しか出場機会をもらえなかった選手もいる。
そういったことから見えてくるファン・ハール監督の思惑は、やはり新加入選手の多いチームにいち早く自分の戦術を浸透させることだろう。思い通りに動かない選手は即戦力外として扱い移籍を促すか、ベンチに置いて“控えとしての役割”を全うさせる。就任してから2年でチームの顔ぶれは大きく変わってしまった。
一方で、やりたいことは非常にわかりやすい。両SBに攻撃的な選手を置いて相手を押し込みつつ、ストライカーに専念しているウェイン・ルーニーやメンフィス・デパイに点を取らせるという意識が色濃く見える。システムは4-5-1がメインで、メンバー構成によっては昨季取り入れた3バックが復活する可能性もありそうだ。
そして不動の守護神ダビド・デ・ヘアの残留も決まっているのかもしれない。一時はレアル・マドリーへの移籍が盛んに報じられたが、ファン・ハール監督は大会を通じ主力として使い続けた。クラブが移籍を容認している、もしくは本人が移籍を希望している場合、チーム作りや負傷などのリスクを考慮して起用を渋るのが一般的だ。