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香川真司 9年前

ドルトムント、EL初戦の相手は…「ボルフスブルクよりボルフスベルク」。初の公式戦を勝利で飾るか

香川真司が所属するドルトムントは、今季ヨーロッパリーグ(EL)に参戦する。その初戦の相手はオーストリアのボルフスベルクを本拠地とするボルフスベルガーAC。昨季のドイツカップ決勝で煮え湯を飲まされたボルフスブルクと1文字違いの相手から勝利を挙げることができるか。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「BVBのボスはEL予選を眺めて冗談を言った」

ドルトムント、EL初戦の相手は…「ボルフスブルクよりボルフスベルク」。初の公式戦を勝利で飾るか
EL予選はボルフス“ベ”ルクと対戦するドルトムント【写真:Getty Images】

 オヤジギャグは万国共通なのかもしれない。

「ボルフスブルクよりはボルフスベルクのほうがいいな」

 ドルトムントのハンス・ヨハヒム・ヴァツケ社長は、7月30日のヨーロッパリーグ3回戦の対戦相手が、FCシャフティオール対ボルフスベルガーACの勝者となることを知ると、そうコメントした。29日付の『シュポルトビルト』誌が報じている。

 昨季ポカールの決勝でボルフス“ブ”ルクに煮え湯を飲まされた社長は、オーストリアの田舎町ボルフス“ベ”ルクを本拠地とするチームとの試合を望んだ。『シュポルトビルト』誌は「BVBのボスはEL予選を眺めて冗談を言った」と記している。

 かくしてボルフスベルガーACは2回戦を勝ち上がり、ドルトムントと対戦することとなった。

 12年に1部へと昇格したボルフスベルガーACは、昨季のオーストリア・ブンデスリーガを10チーム中で5位に終えている。ディトマール・クーバウアー監督は、選手時代はボルフス“ブ”ルクに所属したこともある。

 7月10日のテストマッチでは、シャルケに3-1で勝利した。決して侮ることは出来ない。とは言えドルトムントとすれば、15/16シーズンで最初の公式戦を勝利で終えたいところだ。ボルフスベルクは、ボルフスブルクではない。

 ドルトムントはこれまでのプレシーズンで7試合をこなし、41得点4失点の6勝1敗という結果を残している。ギュンドアンは「現時点ではとても満足している」と27日付の『キッカー』紙に述べた。

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