ジョゼ・モウリーニョ監督(左)とラファエル・ベニテス監督(右)【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督の妻、モンセラット・セアラさんが夫のキャリアを冗談交じりで話している。英紙『ミラー』が28日付で伝えた。
今夏、ベニテス監督はレアル・マドリーの監督に就任した。これにより、現チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が指揮したことのあるクラブに行くのは3度目となる。
2004年にチェルシーの指揮官に就任したモウリーニョ監督は、2007年途中に解任。その後、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督やカルロ・アンチェロッティ監督らを経て2012年にロベルト・ディ・マッテオ監督の後任としてベニテス監督が就任した。
また、モウリーニョ監督は2008/09シーズンから2年間インテルを指揮し、その後任としてベニテス監督が選ばれている。モウリーニョ監督はインテルを退任後、マドリーの監督に就任した。
スペインのメディア『ラ・レヒオン』にてセアラさんは「私達は彼(モウリーニョ監督)が散らかしていったものを綺麗にしてきたわ。考えてもみれば、もちろん入れ違うこともあるわね。だってワールドクラスのクラブは限られてるもの」
またセアラさんはベニテス監督のサッカーへ情熱が現れたこんなエピソードを語った。
「最初のデートでは、ラファは私に4-4-2とは何かを説明してきたわ。彼にとって、試合から離れることはできないみたい」
この発言を受け、モウリーニョ監督はセアラさんに「私ついて話している時間があるのなら、ご主人のダイエットを手伝うことを考えた方が良いよ」とさらなる皮肉で返している。
かつてはプレミアリーグでしのぎを削った2人の名将の舌戦は、国をまたいでも続きそうだ。
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