アストン・ヴィラ移籍が間近とされるトッテナムFWエマニュエル・アデバヨール【写真:Getty Images】
アストン・ヴィラは、トッテナムから元トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールの獲得に近づいているようだ。28日付で英紙『デイリー・メール』が伝えた。
今週の火曜日、アデバヨールはアストン・ヴィラの本拠地であるバーミンガムで練習場の見学をしているところを目撃されており、移籍に向けて現在も交渉は続いていると報じられている。
アストン・ヴィラのティム・シャーウッド監督は、リバプールへ移籍したベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケの後釜としてアーセナルでも活躍したアデバヨールを最有力候補として見ている。
しかし、推定500万ポンド(約9億7500万円)の移籍金と、週給10万ポンド(約1950万円)であることがネックとなっている。
アデバヨールは2013-14シーズンに、現ゼニトのアンドレ・ビラス・ボアス監督の後任としてスパーズを率いたシャーウッドの元で、リーグ戦11得点を叩きだした。
しかし、現マウリシオ・ポチェッティーノ監督体制となった昨季からは、イングランド代表FWハリー・ケインの活躍により、8試合出場2得点のみにとどまっている。
そのため、スパーズも31歳のストライカーを放出する意向だ。交渉も終わりに差し掛かっており、48時間以内にレンタル移籍で発表される可能性が高い。
アストン・ヴィラはこれまでロリアンからガーナ代表FWアンドレ・アイェウ、マンチェスター・シティからイングランド代表DFマイカー・リチャーズなどを獲得しており、アデバヨール獲得に成功すれば、今夏6人目の補強となる。
アデバヨールはアストン・ヴィラで恩師と再会することになるが、再びエースとして活躍することは出来るのだろうか。
【了】