インテル戦でMVPを獲得した本田圭佑【写真:Getty Images】
現地時間の25日に行なわれたインターナショナル・チャンピオンズカップのインテル戦で試合後MVPに選ばれた本田圭佑。しかしながら、イタリア『ミランニュース.it』によれば現地の評価は厳しいものであるようだ。
ミランは今季シニシャ・ミハイロビッチ新監督のもと4-3-1-2の布陣を採用。本田はトップ下としてインテル戦で先発出場を果たした。
しかしながら、同メディアは本田を「あまりに遅く、創造性がない」と辛辣な評価を下している。
「FWエムバィエ・ニアンと美しいコンビネーションがあったが、それだけだった。彼のポジションの選手は通常であれば決定的でなければならない。しかし、コンディション調整が遅れていることを露呈し、なによりも創造性がなかった」
同じくトップ下を争うイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラに関しては「ひらめきと素早い反応を持って相手の守備ラインの間に入り、縦に突破していく」とし、一方の本田は「これらの要素をほとんど、もしくは全く持っていない」と評価した。
ミランが継続的に狙っているパリ・サンジェルマンのFWズラタン・イブラヒモビッチを獲得した場合、ますます競争が激しくなるとみられるトップ下。果たして、ミランの“10番”は自らの価値を証明できるのだろうか。
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