ゴールを決めたベトナム代表のグエン・バン・クエット(左)とラヒーム・スターリング(右)【写真:Getty Images】
三浦俊也監督率いるベトナム代表は27日、マンチェスター・シティとの親善試合をハノイ市ミーディン国立競技場で行った。試合は、シティがベトナム代表に格の違いを見せつけて大量8得点で大勝している。
序盤は両チームともに慎重な立ち上がり。しかし、10分を過ぎたあたりから、シティがベトナムに牙をむく。まずは、11分にアレクサンダー・コラロフが直接FKを叩きこんで先制すると、その後は、新加入のラヒーム・スターリングやダビド・シルバらが怒涛の攻撃を見せ、前半だけで4点をリード。
後半に入っても、シティの猛攻が続き、途中出場のマルコス・ロペスらのゴールで4点を追加。圧倒的な力の差を前に、勝てないまでもサポーターのために何とかゴールを奪いたいベトナムは試合終了間際、次世代のエースと目されるグエン・バン・クエットが相手DFに挟まれながら技ありのループシュートを決めて一矢報いた。しかし、試合は1-8でベトナムの完敗に終わった。
なお、この試合でシティのゴールを割ったグエン・バン・クエットには、賞金1億VND(約57万円)と、敢闘賞として賞金1万USD(約123万円)が贈られた。ちなみに、賞金はメンバー全員で分け合ったという。
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