ディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のモントリオール・インパクトは27日、昨季までチェルシーに在籍していたコートジボワール代表FWディディエ・ドログバを獲得したと発表した。契約期間などの詳細は明かされていない。
ドログバはサラリーキャップの影響を受けない特別指定選手の枠で加入し、カナダの労働許可証が取得できしだいチームに合流することになっている。
プレミアリーグ通算254試合104得点を記録し、昨季は主に途中出場で流れを変える役目を担って28試合出場で4得点を挙げた。2012年にはチャンピオンズリーグ優勝も経験し、通算92試合44得点を記録している。
モントリオール・インパクトのジョーイ・サプト社長は公式HPで「私は最初の会話から、彼が本当にモントリオールでプレーしたがっていると感じた。これはクラブの歴史上最高の日の一つであり、彼の到着はすべての面で有益だろう」とスーパースター獲得を喜んでいる。
今夏はドログバとチェルシーで共に戦ったフランク・ランパードや、プレミアリーグで何度も激闘を繰り広げたスティーブン・ジェラードなど多くのスター選手がMLSへと活躍の場を移している。そして、盟友ランパードとの直接対決は早くも来月1日に実現する可能性がある。
オフシーズンだったうえ移籍証明書や労働許可証取得の問題もあるため、ドログバがすぐにプレーできるかは不透明だが、ニューヨーク・シティFC戦はダビド・ビジャやアンドレア・ピルロらとの対決でも注目を集めそうだ。
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