シャルケに所属するMFドラクスラー【写真:Getty Images】
日本代表のDF内田篤人が所属するシャルケが、ドイツ代表のMFユリアン・ドラクスラー(21)獲得に迫るユベントスに対し、移籍金の増額を求めている。
「新10番」の存在を探しているユベントスは先日、シャルケと2500万ユーロ(約34億円)+ボーナスでクラブ間合意に達したと報じられた。また、ドラクスラー本人との合意もすでに取り付けており、同選手がチームメイトに別れの挨拶したと伝えられている。
しかし、伊TV局『メディアセット・スポルト』によれば、シャルケは最終的な交渉の場でユベントスに移籍金3000万ユーロ(約41億円)を要求。インテルに所属するスイス代表のMEジェルダン・シャキリ獲得の交渉を急ぐため、できるだけ資金を捻出したい考えがあるようだ。
一方、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ユベントスのジュゼッペ・マロッタ・ゼネラルディレクターは、シャルケ幹部と27日に電話ミーティングを行い、同日中に移籍の決断を下す可能性が高いと指摘している。
ユベントスは新10番候補にバイエルン・ミュンヘンのマリオ・ゲッツェやヴォルフスブルクのケビン・デ・ブルイネにも関心を示したが、急展開を見せたドラクスラー獲得交渉を上手くまとめることはできるだろうか。
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