WG補強が大前提のインテル。長友の将来は不透明なまま…
MFジョフレイ・コンドグビア、DFジェイソン・ムリージョ、DFミランダ、DFマルティン・モントーヤと大型補強を続けるインテルだが、ウイングの補強が実現しなければ「話は始まらない」という状況だ。
マンチーニ監督の志向するサイドアタックを担う人材が未だ皆無で、クラブはマンチェスター・シティのFWステバン・ヨベティッチやヴォルフスブルクのFWイバン・ペリシッチの獲得を狙っている。
一方で、日本代表DF長友佑都の将来は未だに不透明な状態が続いている。現在インテルのサイドバックはダニーロ・ダンブロージオ、マルティン・モントーヤ、ダビデ・サントン、ドド、長友の5人に加えて本職はCBであるファン・ジェズス。
両サイドでの起用が可能な長友は戦力として重要であることは疑いなく、負傷状況と財政状況に対する他クラブから提示された移籍金額、そして本人の意思を総合的に判断しての決断となるだろう。
既に一定の戦力を抱えて方向性がみえているミランに対し、インテルはフロントの立ち回りが大きくシーズンの出来を左右するだろう。本田と長友、ミランとインテル。ミラノの両雄は今季復活を遂げることができるのだろうか。
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