U-15日本代表のFW久保【写真:Getty Images】
タイに遠征中のU-15日本代表は25日、U-18バンコクグラスFCと練習試合を行い、4-2で勝利した。同代表は23日のU-16タイ代表戦に続いて2連勝を飾っている。
タイ戦でベンチスタートとなった選手を中心に臨んだ日本は、先日の国内全国大会で決勝に進出したU-18バンコクグラスFC相手に立ち上がりから攻勢をかける。前半2分、MF桝谷岳良(川崎F U-18)のゴールで先制すると、10分には、MF谷内田哲平(長岡JYFC)とのワンツーに抜け出したFW久保建英(FC東京U-15むさし)がGKとの1対1を冷静に決め、追加点を挙げた。
その後、日本は17分に1点を返されるも、28分にMF本間至恩(新潟U-15)のゴールで3-1と再びリードを広げる。後半に入ってから57分に再び失点を喫したが、76分に途中出場のFW中村敬斗(三菱養和SC巣鴨JY)が2戦連発となるダメ押し弾で試合の流れを決定づけ、U-18バンコクグラスFCを退けた。
元バルセロナユースの久保は、同遠征初先発でフル出場し、2日前に行われたU-16タイ代表との国際親善試合で決めた左足の豪快なシュートによるゴールに続き、2試合連続得点を記録した。
尚、U-15日本代表は、27日にU-18チョンブリFCと、29日にU-18SCGムアントン・ユナイテッドと対戦する。
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