明治安田生命J1リーグ2ndステージ第4節が25日に行われ、川崎フロンターレは清水エスパルスを3-2で下した。

　先制ゴールと逆転弾を奪ったFW大久保嘉人。しかし、殊勲のストライカーは試合終了の笛をピッチで聞くことはなかった。

　後半アディショナルタイム、クロスに飛び込んだ際に相手と交錯。左膝から足首にかけてを痛めた。直後は痺れがあったようで「立とうと思ったけど立てなかった」という。

　だが状態はひどくないようで、ミックスゾーンでは「大丈夫っす」と問題ないことを強調していた。

　川崎を勝利に導いたエースについて、中村憲剛は「ここ3試合ノーゴールでフラストレーションが溜まっていたと思う。チームにとっても大きな点だった」と賛辞を送った。

　大久保自身は3点目を奪えなかったことに不満げだったが、決めるべき人がしっかり決め、川崎は3試合ぶりの勝利を手にした。

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