日本代表のFW本田圭佑が所属するミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が、25日に行われるインターナショナル・チャンピオンズカップ2015中国ラウンドのインテル戦を前に意気込みを語っていると、伊メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

　ミハイロビッチ監督は現役時代にインテルでプレーし、指導者に転身してからは同クラブでロベルト・マンチーニ監督のアシスタントコーチを2年間務めた。46歳のセルビア人指揮官は、今夏に地元ライバルであるミランの監督に就任し、シーズン初の“ミラノ・ダービー”を迎えようといている。

　ミハイロビッチ監督は試合前の記者会見で「インテルをお得意様にしたい。シーズンの開幕は1ヶ月先だが、ダービーは戦うものではなく、勝つものだ。簡単な事ではないが、我々はミランであり、常に勝利を目指して戦うことが義務付けられている。技術的にも戦術的にも身体的にも向上したミランを期待している」と古巣との一戦を前にチームを奮い立たせた。

　また、獲得が噂されているローマのDFアレッシオ・ロマニョーリとパリ・サンジェルマンのFWズラタン・イブラヒモビッチについては「ロマニョーリがもしローマを離れるならミランに来るだろう。イブラ？　来るなら歓迎するよ。彼が飛行機代を持っているかどうか知らないがね。冗談はさておき、誰が加わろうとミランには素晴らしい選手が揃っている」と明言を避けた。

　尚、ミラン対インテルの試合は、日本時間25日21時にキックオフを迎える。

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