パリSGに所属するFWイブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するスウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチ(33)が、将来の移籍先として米メジャーリーグサッカー(MLS)を候補に入れていることを明かした。
イブラヒモビッチは今夏の移籍で日本代表のFW本田圭佑が所属するミランへの復帰が噂されている。しかし、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)で米国を訪れている同選手は、近年急成長著しい北米サッカー界への興味を隠そうとはしない。
米メディア「YAHOO SPORTS」のインタビューに答えたイブラヒモビッチは、「米国でプレーしてみたい。どこのチームかって?それは言えないな。素晴らしい経験になると思う。この国のサッカーはとても成長しているよ。10年前のレベルは現在のものとは違った。しかし、正しい方向に成長し続けている。ヨーロッパのレベルにたどり着いてほしい」と、MLSでのプレーを夢見ていることを明かした。
また、米国のキャリア形成については「多くの選手がここへ来てプレーしたいと考えていると思う。キャリアの後半になれば、サッカーを楽しむだけではなく、米国に居住できることも魅力となる。だが、私は名前だけでプレーしたくはない。もしここへ来るとしたら、結果を残したいし、トロフィーを勝ち獲りたい」と、あくまで高いレベルでプレーできる環境の重要性を強調した。
なお、今夏の去就が騒がれているイブラヒモビッチは、先日行われたICCのフィオレンティーナ戦の後に「PSGを去るか? おれの未来は(代理人の)ミーノ・ライオラの手の中だ」と、移籍先についての明言は避けている。
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