ミランに所属するFW本田(左)【写真:Getty Images】
日本代表のFW本田圭佑が所属するミランが、25日に行われるインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)中国ラウンドのインテル戦を控え、会場地の深センに到着した。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ミランは深センを襲った激しい雷雨により、24日午前中のトレーニングを中止せざるを得なくなったようだ。そのため、当初予定されていたフィールド上での練習を取り止め、宿泊先のホテルにあるジムで汗を流したと報じられている。香港近郊に位置する深センは、中国の気候区分では亜熱帯海洋性気候に属しているため、7月の雨量は多いとされている。
深センのロンガン・スタジアムで行われる“ミラノ・ダービー”では、ミランは17名がメンバー入りする見込みで、18日のリヨン戦で途中出場から同点弾の起点となった本田も出場する見通しだ。一方、シニシャ・ミハイロビッチ新監督は、今夏にチームに加入したばかりで調整が遅れているコロンビア代表のFWカルロス・バッカとブラジル代表のFWルイス・アドリアーノをインテル戦で起用しない考えを示唆している。
日本代表も中国でEAFF東アジアカップが控えており、会場となる武漢は国内有数の酷暑地域として知られる。大会が開催される8月上旬は気温が40度近くまで達することがあり、湿度も高いため、中国での試合は選手にとって厳しい環境での戦いになりそうだ。
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