レアル・マドリー・カスティージャのFWボルハ・マジョラル【写真:Getty Images】
スペイン・リーガエスパニョーラのレアル・マドリーは、レギュラーFWカリム・ベンゼマの控えを探す意向は無いという。23日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
昨季ベンゼマの控えとしてレンタル獲得されたFWハビエル・エルナンデスが去った今、マドリーはユベントスのFWフェルナンド・ジョレンテに関心を示していると報じられてきた。
しかし、同紙によればマドリーは昨季下部組織のフベニール部(U-19)で頭角を現し、レアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)まで上り詰めたFWボルハ・マジョラルを第2フォワードとして信頼を示しているため、ストライカーを補強する必要はないとしている。。
マドリーは、来季に向けて表向きにはマジョラルをカスティージャの選手として扱うも、練習はトップチームと一緒に行い、ラファエル・ベニテス監督の判断次第では招集の可能性もありそうだ。ジョゼ・モウリーニョ監督体制の初年度、現ユベントスのFWアルバロ・モラタが経験したケースでもある。
マジョラルは昨季のユースリーグ(19歳以下のチャンピオンズリーグ)で7試合7ゴールを記録。今夏ギリシャで行われたU-19欧州選手権でも5試合3ゴールで得点王に輝き、スペイン代表の優勝に貢献した。
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