ロイスとの連携に自信を見せた香川
それでも2月のシャルケ戦で「上手くマルコ(・ロイス)とかと連係してお互い動きを見ながらやれていた」と述べたように、昨季の後半戦の時点で香川はロイスとの連係にある程度の手応えを感じている。
川崎F戦では36分の香川の得点をロイスがアシストし、タイガース戦では90分に香川とのワンツーからロイスがゴールを奪っているように、2人のコンビネーションはさらに深まってきているようだ。
ロイスと香川が退いたルツェルン戦の後半は、チームとしてポゼッションは概ね上手くいったが、前半に比べて前戦のコンビネーションは迫力を欠いた。しかしオーバメヤンは51分にフンメルスの得点をアシストし、69分にはムヒタリヤンのパスに抜け出したオーバメヤンがライトナーのゴールをアシストしている。こちらも結果を出した。
トゥヘルは「選手たちを、心地よくプレーし、才能を示すスペースを見つけることが出来るポジションに入れたいんだ」と述べている。
ロイスと香川か、ムヒタリヤンとオーバメヤンか。それともまた違った組み合わせか。いずれにせよ25日にスイスのザンクト・ガレンで行われるユベントスとのテストマッチでも、公平な競争は続きそうだ。
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