欧州サッカー連盟(UEFA)は23日、クロアチア代表に対してEURO2016予選の勝点1剥奪を発表した。英紙『テレグラフ』を含む複数のメディアが報じている。
事件が起こったのは6月12日のクロアチア対イタリア。ピッチ上に確認されたのはナチス・ドイツを象徴する「ハーケンクロイツ」マークだった。クロアチアサッカー協会(HNS)はすぐさま謝罪を発表したものの、大きな非難を浴びていた。
この事件を受けてUEFAはHNSに対してEURO2016予選の勝点1剥奪と10万ユーロ(1360万円)の罰金を科すことを発表した。
クロアチアはイタリア戦終了時点、同予選で勝点14を獲得し首位を維持していた。続いてイタリアが勝点12で2位に続いている。
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