日本サッカー協会（JFA）は23日、中国で開催されるEAFF東アジアカップ2015に向けたメンバーを発表した。

　すでに今月10日に予備メンバー50名が発表されており、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はここから大会に臨む23名へと絞りこんだ。FIFAが定める国際Aマッチではないため欧州組の招集が出来ず、国内組のみで挑むこととなった。

　柏木や興梠らが招集された他、G大阪の米倉や湘南の遠藤航、浦和の武藤らが初招集となっている。また、川崎Fの大久保は選外となった。

　また、負傷中の太田が招集されたが、もし出場が難しい場合は車屋が代役となること、そして浦和戦で負傷した広島の柴崎晃誠がリストに入っていながらも見送ったことをハリルホジッチ監督が明かしている。

　メンバーは以下の通り。

▽GK
東口順昭（ガンバ大阪）
西川周作（浦和レッズ）
権田修一（FC東京）

▽DF
水本裕貴（サンフレッチェ広島）
丹羽大輝（ガンバ大阪）
槙野智章（浦和レッズ）
森重真人（FC東京）
太田宏介（FC東京）
米倉恒貴（カンバ大阪）★
藤春廣輝（ガンバ大阪）
遠藤航（湘南ベルマーレ）★

▽MF
柏木陽介（浦和レッズ）
武藤雄樹（浦和レッズ）★
山口蛍（セレッソ大阪）
米本拓司（FC東京）
谷口彰悟（川崎フロンターレ）
柴崎岳（鹿島アントラーズ）

▽FW
興梠慎三（浦和レッズ）
倉田秋（ガンバ大阪）★
永井謙佑（名古屋グランパス）
川又堅碁（名古屋グランパス）
宇佐美貴史（ガンバ大阪）
浅野拓磨（サンフレッチェ広島）

★は初選出

　ハリルホジッチ監督は「ニューフェイスたちはAチームに入れるように私に見せてほしい」と語り、実質“B代表”で挑むことを強調している。

　2013年に開催された前回大会で優勝している日本代表は、連覇を懸けて8月2日に北朝鮮、5日に韓国、9日に中国と対戦する。

【了】