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トッティ、イニエスタ、セニ。ひとつのクラブにキャリアを捧げる10人の『One Club Man』【海外編】

text by 編集部 photo by Getty Images

9.イゴール・アキンフェエフ(CSKAモスクワ)

トッティ、イニエスタ、セニ。ひとつのクラブにキャリアを捧げる10人の『One Club Man』【海外編】
イゴール・アキンフェエフ【写真:Getty Images】

 このロシア代表GKは、2003年に17歳でCSKAモスクワの下部組織からトップチームへ昇格する。2010年1月から4年間在籍した本田圭佑ともプレーした。

 CSKAでは5度のリーグ優勝、6度のロシア杯優勝、そして2005年にはUEFA杯(現ヨーロッパリーグ)制覇を遂げるなど、数々のタイトルを手にした。

 しかし、代表では悲劇に見舞われてしまうこともあった。今年3月のEURO予選のモンテネグロ戦で、試合開始17秒後にサポーターが投げた発煙筒が後頭部に直撃。直後にモンテネグロサポーターが暴動を起こしたため、没収試合となりロシア勝利となったが、アキンフェエフは病院に搬送された。

 29歳でありながら今季で在籍13年目となるアキンフェエフは、32歳で双子のヴァシリ&アレクセイ・ベレズツキ兄弟に次ぐチーム最古参だ。

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