クリスタル・パレスが獲得したU-21イングランド代表FWパトリック・バンフォード【写真:Getty Images】
クリスタル・パレスは21日、チェルシーからU-21イングランド代表FWパトリック・バンフォードを期限付き移籍で獲得したことを発表した。
バンフォードとチェルシーの契約が残り1年で切れることになっているが、今年5月に提示された5年契約は現時点で保留となっている。アストン・ヴィラやニューカッスルなどからも関心を寄せられていたが、新シーズンは南ロンドンのクラブでプレーすることとなった。
昨季はチャンピオンシップ(2部)のミドルスブラに期限付き移籍していたバンフォードは、38試合に出場して17得点を記録し、2部の最優秀選手に選ばれていた。
FA杯4回戦のマンチェスター・シティ戦では先制点を挙げ、“ジャイアントキリング”達成の立役者にもなった。
バンフォードは「僕はロンドンの近くに留まりたいと思っていた。だから、パレスは僕のファーストチョイスだったんだよ。だけど、僕は彼らが共に始めようとしていることを実現したわけじゃない。アラン・パーデュー監督と会ったとき、僕をFWで起用するプランがあった。だから、簡単な決断だったよ」と語っている。
また、パーデュー監督自身も「パトリックはイングランドで最も将来有望な選手のひとりだ」と期待を寄せている。
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