バルセロナのDFアドリアーノ【写真:Getty Images】
セリエAのローマは、バルセロナDFアドリアーノを狙うべくワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)をスペインに向かわせたようだ。20日付の伊メディア『スカイ・スポーツ』が報じた。
同局によればサバティーニSDは、既にアドリアーノと移籍について話しているという。ローマはドルトムントのDFマルセル・シュメルツァーの獲得も噂されていたが、両サイドでプレーできるアドリアーノの方がより好みであるとも報じられている。
バルサのルイス・エンリケ監督は、同クラブが2016年1月まで補強選手を登録できないためアドリアーノ放出を拒んでいるものの、代理人のパウロ・アフォンソ氏は「出場機会を求めている」と、退団を希望していることを示唆している。
昨季アドリアーノは27試合にしか出場しておらず、スタメンとしてプレーしたのは14試合のみである。
また、バルサは移籍が濃厚とされていたブラジル代表DFダニエウ・アウベスが契約を延長して残留し、さらにはセビージャからアレイクス・ビダルを獲得するなど、今季はさらに出番が限られることになりそうだ。
彼らと同じく右サイドバックを主戦場とするマルティン・モントーヤは出場機会を求めてインテルへと移籍したが、アドリアーノもイタリア行きを決断するのだろうか。
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