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鹿島、トニーニョ・セレーゾ監督解任発表。後任に石井正忠コーチ

text by 編集部 photo by Getty Images

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鹿島を解任されたトニーニョ・セレーゾ監督【写真:Getty Images】

 J1の鹿島アントラーズは21日、トニーニョ・セレーゾ監督(60)との契約を解除すると発表した。

 元ブラジル代表のセレーゾ監督は、現役時代にジーコ、ソクラテス、ファルカンと「黄金のカルテット」を中盤で形成し、ゴールを量産。指導者転身後は、2000年より鹿島の監督に就任し、1年目からJリーグ初の年間3冠(リーグ年間王者、ナビスコカップ、天皇杯)に輝くと、2005年まで6シーズンに渡る長期政権を築いた。その後、2013年に8年ぶりに鹿島復帰を果たし、監督としてはJ1通算150勝以上を挙げた。

 また、鹿島はセレーゾ監督の後任として石井正忠コーチが新監督に就任することを併せて発表。48歳の石井氏は、順天堂大を卒業後、NTT関東、住友金属工業(現鹿島)、アビスパ福岡を経て、1999年に指導者へ転身。これまで鹿島のユースコーチやフィジカルコーチを歴任し、2012年からはトップチームのコーチを務めていた。

 なお、鹿島は今季の1stステージを6勝4分7敗の8位で終えたが、2ndステージは1勝1分1敗の11位と下位に低迷している。

【了】

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