暴言判定で一発退場になるDF闘莉王(左)【写真:Getty Images】
Jリーグは21日、明治安田生命J1リーグの2ndステージ第3節で起きた行為に対し、名古屋グランパスのDF田中マルクス闘莉王(34)に1試合の出場停止処分を科すことを発表した。
闘莉王は今月19日に行われた清水戦の53分、自陣で激しく競り合ったDF矢野貴章とMFミッチェル・デュークの小競り合いに参加した際に相手選手に暴言を吐いたとして、中村太主審からレッドカードを提示された。これに納得のいかない西野朗監督やイレブンは猛抗議したものの、結局判定が覆ることはなく、ビハインドの名古屋が数的不利を強いられることになった。尚、試合は2-2の引き分けに終わっている。
規律委員会は、闘莉王の処分理由について「(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、他の競技者、その他の競技に立ち会っている人々に対する侮辱に相当する」と判断した。
この結果、闘莉王は今月25日にホームで行われる2ndステージ第4節の浦和戦に出場できなくなった。
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