U-21イタリア代表のDFロマニョーリ【写真:Getty Images】
日本代表のFW本田圭佑が所属するミランが、ローマに所属するU-21イタリア代表のDFアレッシオ・ロマニョーリ獲得に向けて新たな動きを見せたようだ。
20歳のロマニョーリは昨季、期限付き移籍先のサンプドリアで攻守に高い能力を示し、CBの一角としてセリエA30試合に出場。同選手には欧州各国の強豪クラブが関心を示しており、今夏の移籍市場で最も注目が集まる若手DFの一人となっている。
ローマはロマニョーリの移籍金を3000万ユーロ(約41億円)に設定しているが、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは2500万ユーロで交渉をまとめようとし、過去に2度オファーを拒否されている。その他にもナポリ、アーセナル、チェルシーなどが獲得に乗り出しているが、未だ合意には至っていない。
伊TV局『メディアセット』によれば、ミランを率いるシニシャ・ミハイロビッチ新監督はサンプドリ時代の教え子であるロマニョーリを是が非でも獲得したい考えがあるようで、クラブは前回の提示額にポーナスを上乗せした2800万ユーロ(約38億円)で週明けに再オファーしたと報じられている。また、ロマニョーリ自身も数多くの移籍先候補の中でミランが意中のクラブであることを、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で明かしている。
ミランは今夏の移籍で大型補強を押し進めており、2015-16シーズン以降の覇権奪還を虎視眈々と狙っている。
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