ステファン・サビッチ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーは20日、フィオレンティーナ所属のモンテネグロ代表DFステファン・サビッチの獲得を発表した。
昨季セリエAで29試合に出場してチームのヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献したサビッチは、アトレティコと5年契約で合意に至った。この後ロサンゼルスでキャンプ中のチームに合流する予定となっている。
セルビアのBKボルカでプロデビューを果たし、名門パルチザンを経て2011年にマンチェスター・シティへと引き抜かれたサビッチ。しかしイングランドに馴染めず期待外れの出来に終わると、2012年から活躍の場をイタリアへと移して再び評価を高めた。
今夏ブラジル代表DFミランダを放出したアトレティコにとって、サビッチは貴重な後釜となる見込み。スペインではディエゴ・ゴディンとホセ・マリア・ヒメネスのウルグアイ代表コンビとポジションを争う。
今回の移籍に関してアトレティコのホセ・ルイス・カミネロSD(スポーツディレクター)はクラブ公式HPで「セルビアやイングランド、イタリアでのプレーし、若くして経験値が高い。彼が我々に多くのものをもたらしてくれると確信している」と述べ、24歳のDFに対する期待を語っている。
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