ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
アーセナルが、ドルトムントに所属するガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得に動いているとされているが、スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルク氏は移籍の可能性を否定した。19日付の英紙『スカイスポーツ』が報じている。
オーバメヤンは2013年7月にサンテティエンヌからドルトムントに移籍。同年8月のアウクスブルク戦でデビューを果たすと、いきなりハットトリックを達成する活躍をし、その実力を証明して見せた。2009年からはガボン代表のエースに君臨している。
アーセナルは先月、2870万ポンド(約56億円)でオファーを試みたものの拒否された。今月に移籍金を3000万ポンド(約58億円)に増額し、再び獲得に乗り出している。
アーセナルが積極的に獲得に乗り出しているが、ドルトムントのスポーツディレクターであるツォルク氏は「アーセナルが獲得に乗り出していることについて、私は多くのことを聞いた。しかし、私は彼の移籍を阻止するとはっきりと言うことができるよ。彼は簡単に売りに出さないよ」とコメントしている。
オーバヤンは昨シーズン、ドルトムントで33試合に出場し16得点をあげている。ほとんどの試合でスタメン出場を果たしており、完全にチームの主力に定着している。
さらに、イタリア代表FWチーロ・インモービレがセビージャに期限付き移籍したことで、その役割は大きくなりそうだ。
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