レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長【写真:Getty Images】
今夏レアル・マドリーを退団したGKイケル・カシージャスの代理人であるサントス・マルケス氏がフロレンティーノ・ペレス会長を批判した。19日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
マドリーは下部組織も含め25年にも渡ってクラブに在籍したカシージャスを冷たく放出したことで非難を浴びている。しかし、マルケス氏はペレス会長が人間としても問題を抱えていると主張しているようだ。
同氏は「彼は黒人選手を愛さない。人種差別主義者ではないが、愛することもしないんだ」と明かした。
「これが(元レアル・マドリーのFWサミュエル・)エトー退団の理由だよ。彼はルイス・フィーゴのような偉大な選手だったがね」
現マンチェスター・ユナイテッドのMFアンヘル・ディ・マリアが退団した際も、その原因が「見た目」にあるのではないかと報じられ話題となった。選手の広告的価値を重視するマドリーの方針が批判を生んでいるようだ。
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