ラファエル・ベニテス監督(ナポリ→レアル・マドリー)
ラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
ラファエル・ベニテス監督は古巣での夢を選択した。2013年にイタリア・ナポリの地にやってきた同指揮官は、初年度にコッパ・イタリアを制覇する。2014-2015シーズンにはスーパー・カップで宿敵ユベントスを下し、ヨーロッパリーグ(EL)では26季ぶりにクラブを欧州ベスト4に導いた。
チャンピオンズリーグ出場権を逃し、EL準決勝で伏兵ドニプロに敗れたことで非難を浴びたベニテスだが、総合してナポリに与えた貢献は計り知れない。シーズン中に行なわれたアンケートでも、常にファンは残留を支持していた。
しかしながら、カルロ・アンチェロッティ監督が解任されたレアル・マドリーからオファーが届くと、ベニテス監督は古巣復帰を決断した。監督就任記者会見では20年ぶりの古巣への復帰に思わず涙ぐむ場面もみられている。
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パウロ・ソウザ監督(バーゼル→フィオレンティーナ)
パウロ・ソウザ監督【写真:Getty Images】
フィオレンティーナの躍進を支えたヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が解任され、後任に選ばれたのがパウロ・ソウザ監督だった。同指揮官は昨季まで日本代表FW柿谷曜一朗が所属するバーゼルで指揮をとっていた。
ソウザ監督は現役時代をユベントスを含むセリエAのクラブで過ごしてきた。そして、今回の復帰は同氏にとって初めてのビッグリーグでの指揮となる。
新たなチャレンジに挑むソウザ監督。フィオレンティーナの新時代を輝かせることはできるのだろうか。
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