逆転ゴールを決めた青山敏弘【写真:ダン・オロウィッツ】
【浦和レッズ 1-2 サンフレッチェ広島 J1・2ndステージ第3節】
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第3節が19日に各地で行われ、浦和レッズはホームにサンフレッチェ広島を迎えた。
前節まで19試合無敗を貫き、圧倒的強さを見せつけていた浦和に思わぬ落とし穴が待っていた。浦和は35分に関根貴大のゴールで先制したものの、67分に佐藤寿人と代わったばかりの浅野拓磨がドウグラスのスルーパスに抜け出してゴールを奪い、広島が同点に追いつく。
さらにいい流れで攻める広島は84分、再び浅野の仕掛けからこぼれ球に反応した青山敏弘が強烈なシュートで追加点を挙げ、両チーム合わせて40本近いシュートが生まれた一戦を逆転勝利で終えた。
年間総合順位での勝ち点差5で大一番に臨んだ広島は、リーグ戦で20102以来3年ぶりの浦和戦勝利、さらに浦和のホームでは2010年7月24日以来の勝ち点3奪取となった。これにより2ndステージでは広島が唯一の3連勝で首位に立っている。
また浦和は今季ホームでの9連勝が止まり、先制した11試合の無敗記録もストップした。広島はこの勝利で8試合無敗となり、アウェイゲームも9試合負けなしと敵地で無類の強さを見せつけている。
【得点者】
35分 1-0 関根貴大(浦和)
67分 1-1 浅野拓磨(広島)
84分 1-2 青山敏弘(広島)
【了】