DFBボカール決勝で花火を使用するドルトムントサポーター【写真:Getty Images】
日本代表のMF香川真司、MF丸岡満が所属するボルシア・ドルトムントが、2015-16シーズンのアウェイ戦全ての試合においてフラッグやバナーの持ち込みを禁止すると発表した。
DFB(ドイツサッカー連盟)スポーツ裁判所は、ドルトムントのファンが昨シーズンにとった6件の不適切行為により、クラブに対して9万ユーロ(約1200万円)の罰金とアウェイ戦での警備員追加の処分を科したことを発表。一部のドルトムントサポーターが、大きなフラッグの下に花火を隠しもって使用し、観客の試合観戦を妨害したことが原因だった。
ドルトムントは9万ユーロの罰金の半分をセキュリティの改善に使用され、年末までにDFBがそれを検証する。なお、クラブのヨアヒム・ヴァツケCEOは「この判断を受け入れ、ファンがとった行動、特にポカール決勝の責任を負う」との声明を出している。
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