レアル・マドリーに移籍するGKカシージャ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは17日、エスパニョールからスペイン代表のGKキコ・カシージャ(28)を獲得したと発表した。契約期間は2020年までの5年契約。
マドリーの下部組織で育ったカシージャは、2007年にエスパニョールのユースにフリーで移ると、2008年にトップデビューを果たす。その後、カディスやカルタヘナに期限付き移籍しながら経験を積み、2013年夏にアルゼンチン人GKクリスティアン・アルバレスの退団に伴ってクラブの正守護神に就いた。2014-15シーズンはリーガ37試合に出場している。
マドリーは長年ゴールマウスを守り続けてきた主将のGKイケル・カシージャスをポルトに放出。同クラブは今夏、マンチェスター・ユナイテッドに所属するGKダビド・デ・ヘアの獲得を最優先に動いているが、交渉は難航しているため、万が一に備えて信頼できるGKの確保を急いでいた。デ・ヘアの移籍が破談になれば、ケイラー・ナバスと正守護神の座を争うことになる。
なお、マドリーはエスパニョールと移籍金420万ユーロ(約5.6億円)で合意に達したと報じられているが、正式な額は公表されていない。
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