サンドロ・ラミレス(左)とムニル・エル・ハッダディ(右)【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・エンリケ監督は、プレシーズンをトップチームと共に過ごしているバルサBのFWサンドロ・ラミレスとFWムニル・エル・ハッダディに、昇格できるのは2人の内どちらかになると宣告したようだ。17日付のスペイン紙『スポルト』が伝えている。
この判断はチェルシーへの移籍が噂されるFWペドロ・ロドリゲスの去就次第であるため、8月末に同選手がバルサに残るかどうかによって変わってくる。
ペドロは現在、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの“MSNトリオ”を前にしてチームの第4フォワードと言う役割を果たしているため、その次の座はサンドロとムニルが争うことになる。
いずれにしてもL・エンリケ監督は、どちらもセグンダB(スペイン3部リーグ)に降格したバルサBに返すつもりはなく、競争に負けた方はレンタル移籍の武者修行が待ち受けているともいわれている。
昨季Bチームで30試合に出場して8ゴール記録したサンドロは、トップチームでは12試合(リーガ7試合、チャンピオンズリーグ3試合、コパ・デル・レイ2試合)で4得点記を録している。
一方ムニールは、Bチームで終盤は出場機会が減って17試合にしか出場できず、4得点にとどまっていた。L・エンリケ監督の下では16試合(リーガ10試合、チャンピオンズリーグ3試合、コパ・デル・レイ3試合)と、サンドロより4試合多いが1得点しか決めていない。
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