マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したフランス代表MFモルガン・シュナイデルラン【写真:Getty Images】
今夏マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したフランス代表MFモルガン・シュナイデルランは、下部リーグでのプレー経験を振り返った。現地時間16日付の英局『スカイスポーツ』のインタビューで明かしている。
2008年、19位で2部に降格したフランス・リーグ1のストラスブールからイングランド・チャンピオンシップ(2部)のサウサンプトンに移籍したシュナイデルラン。
しかし、イングランド移籍後も降格を味わい、2009/10シーズンはイングランド・リーグ1(3部)でプレーしていた。それでも2年で2部昇格を果たすと、翌シーズンでプレミアリーグに導く活躍を見せ、昨季はヨーロッパリーグ出場圏内となる7位でシーズンを終えた。
「今振り返ると、その時の経験が活かされたよ。どの監督も僕の技術について称賛するが、イングランドではもっと激しくプレーしなければならないと言われてきた。チームの降格は僕のキャリアの転換期になった。激しさを学ぶためにはリーグ1での経験以上のものはないよ。毎試合、身体的なバトルを求められるから、選手として成長できた」
2度の降格を体験したシュナイデルランだったが、サウサンプトンで印象的なプレーを披露。フランス代表に招集され、さらにはイングランド屈指の名門であるユナイテッド移籍を掴んだ。
「今日から僕のキャリアの次のステップだ。もちろん、ユナイテッドではもっと多くのことを求められるし、よりプレッシャーもかかってくる。でも、ユナイテッドが興味を示していると聞いて、他のオプションはなかったよ」と、移籍に迷いはなかったようだ。
下部リーグで長く下積みを重ねながらも、その都度ステップアップを果たしてきたこのフランス代表MFは、“夢の劇場”でどんなプレーを見せるだろうか。
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