2014/15
アンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】
アンヘル・ディ・マリア
ルイス・ファン・ハール監督が就任したユナイテッドは、夏の移籍市場で推定1億4500万ポンド(約260億円)もの資金を投じた。中でも、象徴的な選手はこのアルゼンチン代表ウィンガーだろう。
レアル・マドリーではチャンピオンズリーグで優勝を遂げ、ビッグイヤーを掲げたディ・マリアだったが、英国史上最高額となる5970万ポンド(約103億円)の移籍金でユナイテッドへ加入。
鳴り物入りでイングランドへとやってきたディ・マリアだったが、マドリー時代のような活躍を見せることは出来ず。27試合で11アシストを記録したが、シーズン終盤はベンチスタートが続いてしまった。
ダレイ・ブリント【写真:Getty Images】
ダレイ・ブリント
ブラジルW杯でオランダ代表を3位に導く原動力となったブリントは、ファン・ハール監督とともに1400万ポンド(約24億円)でユナイテッドに移籍。
ひざの負傷による欠場もあったが、本職である左サイドバックとボランチだけでなく、センターバックもこなすなどマルチな才能を発揮した。
マルコス・ロホ【写真:Getty Images】
マルコス・ロホ
リオ・ファーディナンドとネマニャ・ビディッチが去ったユナイテッドは、センターバックの補強が急務となっていた。若手のテイラー・ブラケットやパディ・マクネアーでは心許なかったユナイテッドは、1600万ポンド(約27億円)でスポルティングCPからこのアルゼンチン代表DFを獲得した。
負傷により出場は26試合に留まったが、センターバックと左サイドバック務めた。
アンデル・エレーラ【写真:Getty Images】
アンデル・エレーラ
ユナイテッドは2900万ポンド(約50億円)でこのバスク出身のスペイン人を獲得。正確なミドルシュートなどで6得点を挙げた。
3-1で勝利した第31節のアストン・ヴィラ戦ではミドルシュートで2ゴールを挙げ、オランダ人指揮官が「彼には、シュートを打つ前にボールをコントロールしろと言ってあったんだ。昨日の練習でもそれを伝えていた。だから、ハーフタイムに彼にキスをしたよ」と語るなど、信頼を掴むことに成功した。
ルーク・ショー【写真:Getty Images】
ルーク・ショー
サウサンプトンで印象的なパフォーマンスを見せたイングランド代表の左サイドバックに、ユナイテッドは2800万ポンド(約48億4000万円)を支払った。
20歳の選手に対して移籍金が高すぎるという批判もあったが、ユナイテッドでは負傷続きで出場はわずか16試合。移籍金に見合った結果を残すことが出来なかった。
ラダメル・ファルカオ【写真:Getty Images】
ラダメル・ファルカオ
ポルト、アトレティコ・マドリー、モナコでゴールを量産したコロンビア代表ストライカーには、多くのビッグクラブが関心を示していたが、争奪戦を制したのはユナイテッドだった。
左膝靭帯損傷の大けがによりW杯を棒に振ったファルカオを、ローンで獲得。誰もが大きな期待を寄せていたが、オールド・トラフォードのサポーターが見たのは全く違う姿だった。
26試合で4得点と、過去最大のスランプに陥り、完全移籍を勝ち取ることは出来ず。新シーズンはチェルシーで再起を図る。