ゼニトに所属するFWロンドン【写真:Getty Images】
リバプールがゼニトに所属するベネズエラ代表のFWサロモン・ロンドンの獲得に動いている。
2014-15シーズンのプレミアリーグを6位で終えたリバプールは、昨夏の移籍で大枚をはたいて獲得したFWマリオ・バロテッリが期待外れに終わったため、同選手に代わるストライカー探しに着手している。クラブは、シーズン中から退団をほのめかしていたFWラヒーム・スターリングを移籍金4900万ポンド(約94億円)でマンチェスター・シティに売却することに成功し、今夏の移籍でも更なる大型補強が期待される。
英紙『メトロ』によれば、リバプールは当初、アストン・ビラに所属するベルギー代表のFWクリスティアン・ベンテケの獲得を狙っていたが、同選手はマンチェスター・ユナイテッドと合意に達したと報じられているため、ゼニトのロンドンにターゲットを変更したようだ。リバプールはすでにゼニトへ獲得オファーを出し、交渉を進めていると伝えられている。
25歳のロンドンは、2008年に当時スペイン2部だったラス・パルマスに加入。2010年に前所属先の活躍が認められ、当時クラブ史上最高金額の移籍金でマラガに入団した。2シーズン後にはルビン・カザンに移り、現在はゼニトに籍をおく。2014-15シーズンは主に1トップとして公式戦36試合20得点の活躍を見せ、3季ぶり5回目のロシアリーグ制覇に貢献していた。
なお、リバプールの新ストライカー候補には、ユベントスに所属するスペイン代表のFWフェルナンド・ジョレンテの名前も挙がっている。
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